大振連だより  

第12号(2004年夏号)


(1面)

チャレンジする商店街
京都市伏見区 竜馬通り商店街振興組合
大学との連携でまちづくり
学生による「出前IT講習会」や「チャレンジショップ」などが登場!

 商店街活性化の方策の一つとして、大学の専門知識、学生の柔軟な発想と機動力を活用した取り組みが注目されている。ここ京都市伏見区の竜馬通り商店街振興組合(南條良夫理事長)では、龍谷大学経済学部の伊達浩憲助教授のゼミナールと連携。商店街の調査・研究を機に、商業者にパソコンを教える「出前IT講習会」、学生自らが起業した「チャレンジショップ」などが登場。今では商業者と一緒になって、まちづくりを進める土壌が形成されつつある。

役所の紹介で大学の授業が商店街で始まった!


▲坂本龍馬の常宿「寺田屋」


▲幕末・維新情緒を漂わせている竜馬通り商店街


▲「龍馬館」 組合員の出資で設立したまちづくり会社。「龍馬グッズ」の開発など、ま ちづくりに関する事業を行っている。


▲新設されたコミュニティホール「龍馬ホール」


▲龍谷大学の学生が経営する小箱ショップ「たまり場」の店先。


▲小箱ショップ「たまり場」の店内。棚には借りた人の手づくり作品が並んでいる

 竜馬通り商店街は、京阪本線伏見桃山駅と中書島駅の中間にあり、28店舗で構成されている近隣型商店街である。

 近くに坂本龍馬の常宿「寺田屋」があるところから、平成6年の法人化(商店街振興組合)を機に、商店街名を現在名に改称。「坂本龍馬」を切り口に、町並景観を幕末維新風に整備するとともに、「龍馬祭り」「龍馬グッズ」を実施、さらにはまちづくりを進める会社「龍馬館」を設立するなど、多彩な活動を次々と展開し、小さいながらも、個性的で元気のある商店街として注目を集めるようになった。

 そんなところに、龍谷大学経済学部の伊達浩憲助教授が、突然この街にやってきた。話を聞くと、伊達ゼミでは商店街で実践的な授業をしたいと考え、京都市役所に相談したところ、この街を紹介されたという。理由は「元気のある商店街で、授業の場にふさわしい」ということであったそうである。

 役所の紹介でもあり、大学のノウハウや学生の柔軟な発想力が活かせるなら非常によいということで、直ちに話がまとまった。こうして平成13年7月から、商店街を舞台に、伊達助教授の指導のもと、ゼミの学生約20名の授業活動が始まった。

商店街事業に自主参加する学生が生まれてきた!

 まず最初は商店街の来街者調査だった。コンサル会社がよくやってるアンケート調査ではなく、来街者一人一人に面接して聞き取るやり方で始まった。

 この結果、当商店街の客層は近隣の主婦だけではなく、幅広い年齢層の観光客がかなりの割合を占めていることが判明した。コンサル会社が見落としていた点である。

 学生たちはこれをふまえて、地元客と観光客の両面戦略プランを作成。地元客と観光客をつなぐためには、商店街の持つ「ぬくもり」と「懐かしさ」が必要であることを提言した。このレポートは、商店街のみならず、役所など各方面で評判となり、一躍学生たちに対する信頼性が高まった。

 その一方で、商店街に興味と関心を持つ学生が増え始め、「龍馬祭り」などのイベントや売出しにボランティアで参加するなど、授業以外でも、学生が商店街事業に協力する動きが活発になってきた。

「出前IT講習会」から「無線LAN」へ―進む街の情報化!

 そんな中から、学生の自発的な企画による「出前IT講習会」が登場した。

 これは、学生が商店主(組合員)にパソコンを教える講習会で、学生たちが毎週1回、閉店した店に出向いて指導するというもの。指導料は、学生の自発的な企画だから無料。そのかわり、商店主は身銭をきってパソコンを購入し、POPやDM作成、帳票管理、インターネットなどを学習した。

 学生も商店主も真剣だった。パソコンを修得した商店主の感激は大きかった。このことが、商店街と学生(大学)との信頼関係をますます強めた。

 この信頼関係のもと、大学側から「無線LAN」の構築が提案された。商店主の間で高まったパソコン熱を、商店街の本格的な情報化につなげようという主旨である。

 組合員の間に異論はなかった。こうして平成14年9月に「無線LAN」を導入。ノート型パソコンなら、どこでもインターネットができる環境が整った。

 このもとで現在、ネットを活用した街や店のPRが行われている。また、新設されたコミュニティホールでは、地域住民向けの「IT講習会」も始まっており、当商店街は地域の情報拠点として着実に歩みだしている。

学生によるチャレンジショップ商店街の名物店に!

 学生起業家も登場してきた。ゼミ学生の森下貴子さんとその仲間たちだ。平成15年10月に空き店舗を活用して、小箱ショップ「たまり場」を開業した。

 一種のスペース貸しで、店内に棚を設け、その棚を有料(一棚2,500円/月)で貸出し、借りた人は売りたい品物を並べ、売れたら手数料として売上の20%を支払うという仕組みになっている。

 当初から芸術家や主婦の間で大人気で、すべての棚が埋まっている状態が続いている。しかも並べられている作品類は既製品には見られない個性豊かなものばかり。お客様の評判もよく、今ではすっかり商店街の名物店となっている。理事長の南條良夫さんも「今までになかった客層を掘り起こしてくれている」と目を細めている。

 このように竜馬通り商店街は、学生と連携したことによって、目に見える形で活性化しつつある。

 どうして学生との連携がうまくいったのだろうか。この点について、南條理事長は「学生さんの持つ柔軟な発想を尊重している点があげられますが、なによりもゼミという大学の組織と連携したことが大きいですね」と言い、次の点を強調する。

 学生は卒業して街からいなくなるが、先生は変わらないので、ひとつのポリシーを持って、まちづくりを継続できる。また、大学の制度では、ここでの活動が学科の「単位」となっているから、学生も真剣になって取り組む。このことが成功の大きな要因となっているとのことである。

 龍谷大学との連携も今年で5年目。まちづくりを学生たちとともに進めるまでになり、現在、「タウンモビリティ事業」の検討に入っている。今後の展開が大いに楽しみだ。

お問い合わせは
竜馬通り商店街振興組合へ
075‐622‐7086
京都市伏見区塩屋町239−1

(2面)



チャレンジする商店街

大阪市北区
天神橋筋四番街商店街振興組合
わごん市を軸にまちづくり
いまや天神橋筋の名物行事に!

 継続は力なり−を見事に実証している商店街が大阪にある。北区の天神橋筋四番街商店街振興組合(須藤彰理事長)だ。24年前、在庫処分を目的として始まった「わごん市」が、創意・工夫を積み重ね、多くの人々を楽しませるお祭りとなり、天神橋筋の名物行事といわれるまでに成長した。いったいどんなものなのか。その概要を紹介する。


24年前、在庫処分セールで始まった!


▲「わごん市」で賑わう天神橋筋四番街

▲すっかり「わごん市」の人気者となった「古本市」

▲ファッションのわごんには若い人が集まってくる

 天神橋筋四番街は、日本一長いと言われる天神橋筋商店街の真ん中、JR天満駅(大阪環状線)から南へ最初の信号までの約200mの区間にあり、102店舗で構成されている。昭和46年に商店街振興組合となり、「暮しに直結したまちづくり」を合言葉に頑張っている商店街である。

 この街を代表するイベントが「わごん市」である。各店の目玉商品を積み込んだ特設のワゴンを店頭に設置して集客をはかることを基本としたもので、年4回のペースで開催(毎回3日間)。その都度、地元はもちろん、遠方からも、大勢の人々が「目玉商品」を目当てにどっと押し寄せ、立錐の余地のない賑わいを創り出している。

 この「わごん市」、今から24年前の昭和55年、季節商品の売れ残りの処分をめざしたのが、そもそもの始まり。その価格の安さに当初から大評判で、たちまち売り切れが続出した。

 今では、時代環境も変わり、「安さ」だけでは売れなくなってきたが、組合や各店の努力により、「安くて良いもの」が揃えられ、賑わいが絶やすことなく112回も続けられ(平成16年7月現在)、いまや天神橋筋の名物行事となっている。

お客様の心を掴むテーマ探しに全力投球

 「わごん市」は次の3つを柱として構成されている。

  1. 「個店わごん」 
     個店(組合員)が自店の企画商品を積み込んだ「わごん」を出展する。物販店を中心  に毎回20店前後が出店するように準備する。わごんはリースとなっている(3日間  :5,000円)。なお、飲食・サービス業など、わごんを出さない店も、自店のオリジナ  ルサービスを打ち出す。
  2. 「恒例市」 
      組合員の業種がバッティングしない形で、専門業者の「わごん」を出展する。現在、  古本市、手作り市、リサイクル自転車市などが恒常的に開かれている。
  3. 「テーマ市」 
      市のマンネリ化を防ぎ、集客力アップをはかるために、毎回話題性のあるテーマを掲  げ、それに基づいた商品を破格値で販売する。最近では、子供を対象にした「ゲーム  大会」、愛犬家を対象にした「ペット健康大会」、「100円均一フルーツ大会」など  が人気を集めた。

 「わごん市」の企画・運営は、組合の近代化部が行っている。部長の植松宏純さんは、「わごん市の成否はBにかかってます。最近は、価格だけではお客様を引きつけられなくなっているので、話題性のあるテーマを見つけるのが非常に難しい。毎回、十回ぐらい検討会を開くなど、厖大な時間をかけてますわ」と、苦心のほどを語っている。

 しかし、この苦労があるからこそ、二四年間継続できたことも事実である。

 なお、「わごん市」の年間予算は約三六〇万円(一回当たり約九〇万円)。広告としては、四大紙を使って、チラシ五万枚(毎回)を発行している。

若い人たちにも支持してもらえる街にしていきたい

 現在、「わごん市」開催期間中の来街者数は、昔ほどではないが、それでもふだんの日の3〜5割は増えるという。

 組合員の間でも、「わごん市」に対する期待は非常に高い。24年間、毎回わごんを出展している副理事長の冨田丈夫さんも「組合がお客様を集めてくれるこの仕組みがあるからこそ、今のわれわれがある」と力説する。これからも天神橋筋四番街は、「わごん市」を軸にまちづくりを進める考えだ。

 最近、天神橋筋には若い人が増えつつある。前出の植松部長も「若い人の心をどう掴むか。わごん市の大きな課題です」と語っている。このもとで現在、わごん市の新展開を検討するとともに、インターネットを活用した街やイベントのPRに力を入れている。
 →URLはhttp://www.ten-4.org/


お問い合わせは
  天神橋筋四番街商店街振興組合へ
  06‐6358‐6145
  大阪市北区天神橋4丁目5番13号



お知らせ 平成16年度 大阪府の事業実施予定組合  

商業基盤施設整備事業

 商業基盤施設整備事業とは、商店街の活性化を図るとともに一般公衆の利便に寄与する教養文化施設やアーケード、カラー舗装などを建設または取得する事業に対して、国及び大阪府が事業費の47.5%(消費税を除き、補助限度額が2億8500万円)を補助し、商店街の振興に寄与することを目的にしています。

 14年目となる今年度は、次表の組合が事業実施を予定しています。

組合名 施設内容
阪急東中央 カラー舗装、防犯カメラ
九条親栄会 アーケード改修
旭通 カラー舗装
萩之茶屋本通 アーケード、防犯カメラ、カラー舗装
柏里本通 アーケード改修
平野本町通 カラー舗装
南田辺本通 アーケード改修
空堀通り 防犯カメラ
十三フレンドリー 防犯カメラ
十三本町 防犯カメラ
淡路本町 防犯カメラ
大阪鶴橋市場 防犯カメラ
鶴橋 防犯カメラ
心斎橋筋北 防犯カメラ
道頓堀 公園

商店街等防犯対応設備設置支援事業

 大阪府が今年度、新たに創設した補助事業で、「街の安全・安心」をキーワードに商店街が防犯カメラ、防犯灯及び非常通報装置などの防犯対応設備を設置する場合、市も補助することを条件に事業費の2分の1以内(限度額200万円)を補助するもので、平成16年度は次表の商店街が防犯カメラなどの設置を予定しています。

市・区 組合名 整備施設名
泉佐野市 泉佐野市駅前 防犯カメラ
東大阪市 瓢箪山中央 防犯カメラ
東大阪市 イナリ前 防犯カメラ
東大阪市 東大阪布施本町 防犯カメラ
東大阪市 東大阪布施 防犯カメラ
東大阪市 布施駅北部二番街 防犯カメラ
東大阪市 布施駅北部三番街 防犯カメラ
東大阪市 布施駅北部四番街 防犯カメラ
門真市 大和田駅前中央 防犯灯
堺市 堺銀座西 防犯カメラ
北区 天六 防犯カメラ
北区 天神橋筋四番街 防犯カメラ
都島区 新京橋 防犯カメラ
此花区 四貫島 防犯カメラ
此花区 四貫島中央通 防犯カメラ
中央区 空堀 防犯カメラ
中央区 千日前道具屋筋 防犯カメラ
西区 九条新道三丁目 防犯カメラ
西区 九条新道二丁目西 防犯カメラ
西区 九条新道駅前 防犯カメラ
西淀川区 柏里本通 防犯カメラ
淀川区 三国新道 防犯カメラ
東成区 今里新道筋 防犯カメラ
生野区 生野銀座 防犯カメラ
阿倍野区 王子本通 防犯カメラ
阿倍野区 王子 防犯カメラ
東住吉区 北田辺 防犯カメラ
西成区 飛田本通 防犯カメラ
西成区 鶴見橋一丁目二番街 防犯カメラ



(3面)



《平成15年度商業基盤施設整備事業報告》
商店街がこんなにリフレッシュしました!

 昨年度の「商業基盤施設整備事業」を活用した府下の商店街は10商店街。それぞれ目に見える形で美しく快適になりました。ここでは、その様子を知っていただくために、リフレッシュする前と後の写真をを対比して掲載しました。

千林商店街振興組合(大阪市旭区)
■事業内容 アーケード改修(3項式)
■事業規模 延長1,282m/幅員5.5m〜6.0m /面積3,811.686u
■総事業費 611,058千円

阪急東中央商店街振興組合(大阪市北区)
■事業内容 アーケード建て替え(2・3項式)
■事業規模 延長161.05m/幅員5.5m/面積910u
■総事業費 349,960千円

黒門市場商店街振興組合(大阪市中央区)
■事業内容 アーケード改修(3項式)
■事業規模 延長99.2m/幅員5.5m/面積545.6u
■総事業費 28,126千円

寝屋川一番街商店街振興組合(寝屋川市)
■事業内容 アーケード改修(3項式)
■事業規模 延長202.00m/幅員4〜5m/面積899.81u
■総事業費 26,000千円

心斎橋筋北商店街振興組合(大阪市中央区)
■事業内容 カラー舗装
■事業規模 延長257.60m/幅員6m/面積1,400u
■総事業費 50,051千円

野田新橋筋商店街振興組合(大阪市福島区)
■事業内容 アーケード改修(3項式)
■事業規模 延長74.48m/幅員5.2m〜5.4m/面積398.48u
■総事業費 33,978千円

東小橋南商店街振興組合(大阪市東成区)
■事業内容 アーケード建て替え(2・3項式)
■事業規模 延長133m/幅員3m〜6m/面積490u
■総事業費 153,399千円

今里新道筋商店街振興組合(大阪市東成区)
■事業内容 アーケード改修(3項式)
■事業規模 延長120.85m/幅員4.5m/面積529.9u
■総事業費 42,357千円

中百舌鳥駅前通商店街振興組合(堺市)
■事業内容 街路灯・サインポール設置
■事業規模 街路灯22基(鋼管製段付ポール:高さ6.5m)・サインポール4基(鋼管製段付ポール:高さ6.5m)
■総事業費 36,845千円


アーケード

駐車場

鳳本通商店街振興組合(堺市)
■事業内容 アーケード改修(3項式)・駐車場設置
■事業規模 アーケード(延長350m/幅員5m/面積1,750u)・駐車場(立体式:面積489.15u)
■総事業費 68,646千円



(4面)


大振連第35回通常総会が開催

 大振連第35回通常総会が去る5月19日、フェイセスゲストハウス(大阪市天王寺区)で212会員組合中145組合(内委任状出席72組合)を集めて開催された。

 本年度は改選期に当たり、5人の理事が退任、新たに5人を選出、25名の理事が留任した。また、平成16年度では、チェーン店などに対して商店街組織への加入や商店街運営への応分負担を努力義務とした東京都世田谷区の産業振興基本条例を参考に府下の行政庁へも同様の条例制定を働きかけていく活動をする予定である。

 なお、本年度新たに選出された役員は下表のとおり。

大振連 新役員
役 職 氏 名 所属組合 市・区
 
●理事長 辰野邦次 堺東中瓦町 堺市
●副理事長 土居年樹 天神橋三丁目 北区
  松田啓治 九条新道三丁目 西区
  井上好郎 西天下茶屋 西成区
  吉田元亮 堺銀座西 堺市
●専務理事 千田忠司 千日前道具屋筋 中央区
●会計理事 若林幸雄 京阪東通 守口市
  山科 威 生野本通 生野区
●理事 木ノ山雅章 高槻センター街 高槻市
  清水茂実 大利 寝屋川市
  木村芳雄 フレッシュタウン鴻池 東大阪市
  村井康夫 飛田本通 西成区
  馬場富助 東淡路 東淀川区
  宮田俊志 千林 旭区
  野口 功 阪急東中通 北区
  角 正基 八幡屋 港区
  和合 猛 瓢箪山中央 東大阪市
  白石重夫 空堀通り 中央区
  島 光義 十三フレンドリー 淀川区
  河野義博 関目 城東区
  市場谷楠雄 泉佐野市駅前 泉佐野市
  土田邦樹 大和田駅前中央 門真市
  光田誠次 天美 松原市
  田中正人 大蓮北本通 東大阪市
  中西義夫 東小橋本通 東成区
  高田和夫 諏訪森本通 堺市
  小林 元 三国新道 淀川区
  近藤久雄 肥後橋 西区
  溝渕正治 中加賀屋 住之江区
  名和安将 駒川 東住吉区
●監事 田中正一 京阪京橋 都島区
  中山金之助 エイワ 堺市
  大下誠二 古川橋本通 門真市

 

大振連のホームページ6年ぶりにリニューアル!

URL http://www.mydo.or.jp/
 大振連が所有し、「商店街インターネットモール事業協議会」が運営するホームページが6年ぶりにリニューアルされた。ホームページの内容は、「プレゼント数珠つなぎ」に加え、「大阪の商店街」として大振連傘下組合212団体の紹介ページ、「大振連だよりWEB版」として大振連だよりを掲載したページ、「あついで!大阪の商店街」として府下でウェブをもつ商店街とのリンクページ、大振連コーナーとして大振連や商店街振興組合の解説と紹介ページを設けている。また、「商店街イベントニュース」は、各商店街のイベントや売出し情報を発信するようにした。

 今回のリニューアルで最大の目玉は、個店の強化なくして商店街の活性化はないとの考え方をもとに、「こだわり」をキーワードにした個店とその店の逸品を紹介する「商店街にある《こだわりの店》ご紹介」、「《こだわりの店》から『こだわりの逸品』をご紹介します!」というページを新たに開設したことだ。

 なお、「プレゼント数珠つなぎ」と「商店街にある《こだわりの店》ご紹介」の運営は、33組合、28団体で構成する商店街インターネットモール事業協議会で行われる。ちなみに今年度の「プレゼント数珠つなぎ」は7月から来年6月まで16商店街が景品を提出して実施される。



平成15年度商店街実態調査
後継者問題や個店の競争力など、内部要因が大きな課題に!

 中小企業庁では、5年ごとに商店街実態調査を行ってきた。しかし、商店街における経営環境の急変から、前回の平成12年度調査から3年を経過した平成15年度に実施された調査結果が、このほどまとまった。それによると商店街の課題が大型店との競合といった外部要因から、後継者難や個店の競争力といった内部要因に移っていることが明らかになった。

 調査は昨年10月から12月まで全国8,000商店街を対象に行われた。有効回答は3,455、回収率43.2%だった。

 最近の景況感は「繁栄」と回答した商店街が前回2.2%に対して今回2.3%と微増だが、「停滞または衰退」が91.4%から96.6%に増加しており、それが商店街の大部分を占める近隣型・地域型商店街に顕著であることから、厳しい実情が改めて浮き彫りになった。

 商店街の問題点(複数回答)は「経営者の高齢化等による後継者難」が67.1%、「魅力ある店舗が少ない」66.3%と続き、7位に「大規模店との競合」(36.9%)という結果に対して、前回調査の2位に「大規模店に客足をとられている」72.3%、5位が「大規模店に押され気味」58.8%と、明らかに商店街の抱える課題が内部的な要因に移っていることがうかがえる。

 また、今後取り組みを強化する必要がある事業として、「個店の改善・活性化」68.5%で、2位の「組合の組織強化」29.6%、3位「共同ソフト事業」23.8%を大きく引き離した。これは商店街して、個店の競争力を重視しはじめたからだろう。

 大振連でもリニューアルされたホームページで、商店街の個店をクローズアップしたページを創設したり、青年部では「商店街の活性化は、繁盛店の創出から」をコンセプトに繁盛店創出調査事業を実施して、個店の強化に取り組み始めている。


商店街等活力再生推進事業
第3次募集期限は8月31日です!

 大阪府が進めている平成16年度商店街等活力再生推進事業(街の安全に資する事業・暮しの安心に資する事業、社会的ニーズの高い事業)の第3次募集期限が平成16年8月31日になっています。

 組合が所在する市の補助金を利用して9月10日から年度末までに完了する事業が対象となっていますので、該当する組合はもれなく大振連事務局に書類を提出して下さい。


大振連日誌

〔4月〕    
27日(火) 理事会・幹部会 大阪市中央区
     
〔5月〕    
 7日(金) 監事による監査会 大阪市中央区
10日(月) 憲法記念日知事(産業功労者)表彰式 大阪市北区
14日(金) 青年部幹部会 大阪市中央区
19日(水) 第35回通常総会・理事会 大阪市天王寺区
26日(水) 全振連正副理事長会・理事会・通常総会 東京都港区
27日(木) 全振連第1回都道府県振連役員研修会 東京都新宿区
28日(金) 青年部幹事会 大阪市浪速区
     
〔6月〕    
8日(火) 第1回商店街インターネットモール事業協議会 大阪市天王寺区
17日(木) 全振連第1回都道府県振連職員講習会
(〜18日)
東京都千代田区
 
▲講習会の模様
 
22日(火) 理事会 大阪市天王寺区
23日(水) 青年部第20回通常総会 大阪市北区
 
▲議長席につく富永青年部長
 

 


ご案内
中小小売商業消費税転嫁円滑化事業・商店街広報事業

大振連では昨年度に引き続き、商店街が主催する各種イベント事業に大振連が共催して改正消費税の周知を図る商店街広報事業を公募した。

 その結果、次の27組合がイベント事業に取り組むことになり、各々の組合に40万円が助成される。

 


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